今回は、新築物件(完成したもの)と中古物件の検査内容の違いについてです。新築物件の場合は、中古物件特有の劣化が無いので、施工の仕上がり状態を中心にチェックをします。中古物件の場合は、新築時には無かった劣化が始まっているので、劣化事象と施工状態の両方をチェックする必要があります。新築検査と中古検査の内容の一番の違いは、劣化があるかないかです。それでは、検査の内容は新築のほうが楽なのか?という疑問を持たれる事があるのですが、一概にそうとは言い切れません。新築検査の場合は施工状態のチェックが中心になりますが、各室各部分のかなり細かい部分までチェックをします。例えば、廊下の幅木については浮いていないか、曲がっていないか、継ぎ目は大丈夫か、といった具合にチェックをし、リビングの幅木についても同様に行います。これに対して中古検査の場合は新築ほど施工についての細かなチェックはしないのですが、劣化事象が発生し始めているので劣化については重点的にチェックをします。なので新築物件も中古物件も検査の時間は同じくらいになります。それでは、また次回に続きます。
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